2021年2月20日土曜日

配当の節税をしていますか?


確定申告が始まりました。
株の税金については『特定口座で源泉徴収』を選択している方が多いと思います。 
私も面倒なことはしたくないため、証券会社のすすめるまま『特定口座で源泉徴収』を選択していました。

でもちょと考えてください。

『特定口座で源泉徴収』では、株を売却して利益が発生したり、配当を受け取ったりすると、そこから所得税15%(+復興所得税)、住民税5%の計20%が自動的に引かれてしまいます。

高額所得の方はこれでも良いですが、概ね900万円以下の方は、確定申告で総合課税とすれば収入に応じて5~20%の課税にまで下げることが可能となります。

このように変更する場合、まず証券会社へ『特定口座で源泉徴収なし』に変更届を出しますと、届を出した次年度から適用されるようになります。

そして、翌年度始めには証券会社から年間取引報告書が発行され、これをもって確定申告を行います。

私も当初は面倒と思っていましたが、収入も減ったことから数年前に変更し、ここ数年は節税を実感しています。

あなたも見直しを検討してみてはどうでしょうか?

2 件のコメント:

  1. 所得税が下がっても、住民税は5%→10%になるので課税所得が195万円以下でないとほとんど意味がないように思いますがいかがでしょうか。

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  2. 日経新聞に掲載された税理士の記事によりますと、源泉徴収が20%の申告不要から総合課税に変更した場合、課税所得が330万円以下であれば所得税と住民税の合算で7.2%まで下がる旨の記事がありましたので、間違いはないと思います。

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