2015年3月13日金曜日

10兆円市場に無人ヘリ(ドローン)


以前青森へ行った時に、ヤマハの無人ヘリを使って農薬散布している光景を見ました。
ラジコンに興味があったので、これを見て少年の様にテンションが上がったのを覚えています。


近年、無人ヘリの事をドローン(Drone)とも言われ、米軍が攻撃や偵察目的でドローンを運用してることが知られています。
さらにアマゾンがこのドローンを使った配送実験をニュースでも紹介していました。

そして日本においても、総務省が小型無人飛行機の操作向けに周波数を割り当てる方針を固めたと報道がありました。
これは利用周波数を定めることで、国内メーカーの技術開発を促すと同時に、混信などのトラブル解消や違法電波の取り締まり強化につなげる狙いのようです。
これによって、農薬散布以外にも土木現場の測量や危険な災害現場での情報収集など活用範囲が大きく広がるものと思われます。

このドローン、世界的に10兆円超の市場に成長すると見込まれており、国内企業の参入も増えてくるでしょう。

日本でのこの分野の草分けはヤマハ発動機ですが、「ひょっとしたら大化けするかもしれない」と該社の柳弘之社長は事業拡大に意欲的の様です。
オートバイで一世を風靡したヤマハ発動機、無人ヘリで培った技術で再度大きく花開くかもしれません。
因みに該社の株価は右肩上がりとなっており、株主優待もありますので買いを検討してみてはどうでしょうか?

他にも日本国内でも多くの業界が商機と捉え、人手不足の問題が深刻化している中で、工事現場での労働力不足を解消するため、建設機械大手のコマツは現場の測量作業を、ドローンに搭載したカメラで上空から撮影し、画像をコンピュータに送信。地形の3次元(3D)データを作成するなどして自動化を目指している。

また警備大手のセコムは、商業施設や工場、倉庫などでの防犯用ドローンの開発を進めており、有事にドローンを自動的に飛び立たせ、敷地内に侵入した不審者を追跡し撮影。

その他にも数社が検討を開始している模様で、日本でもオリンピックの警備に無人ヘリが飛び交うといった状況になっているかも知れません。

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