いよいよ日本郵政3社の上場が始まります。
IPO抽選申込は日本郵政が10月8日~22日、ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険は10月8日~15日となっています。
3社の売り出し時の価格は日本郵政が1株1300円台、ゆうちょ銀行が1400円前後、かんぽ生命保険が2000円台前半で、最低売買単位は100株と想定されています。
そしてNISAが活用できるようになったことで、購入を検討されている方が多いのではないかと思われます。
現在当方も購入を検討していますが、迷いが出てきました。
その大きな理由は、
郵政グループの知名度や規模の大きさには大きな魅力があります。
しかし、全国24,000以上ある郵便局が将来重荷になるのか、新たなビジネス拠点として発展するかどうか?
つまり郵便事業の売上は減少傾向にありますが、日本全国を網羅している配達ネットワークの活用には大きな可能性を秘めているとも考えられます。
次にゆうちょ銀行ですが、現在私も利用していますが民間銀行と比べてみますと、全く同じ競争条件になった場合、勝ち抜くような活力が全く感じられません。
そして、かんぽ生命保険ですが、現在保有契約件数1,350万件、契約金額39兆を誇る世界最大規模の生命保険会社ですが、インターネットを使った保険が拡大してきており、この流れにどのように対応していくのかが、見えていないように思われます。
いずれにしろ、上場後暫くは競争原理の荒波に遭遇し抵抗力を付けるのに苦労するように思えます。
そして、その後に体質改善ができれば、大きな体力がものをいう会社になるのではと私自身は推察しています。
色々迷いましたが今回のIPO、とりあえず最小単位で申込しようと考えています。
そして、長期保有するつもりですので、NISAも活用しようと考えています。
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