2016年6月14日火曜日

高い注目度、LINEの上場


今やスマホを持っている人の大半が行っている無料通信アプリのLINE。
この急成長は眼を見張るものがありました。

そのLINE、7月にも東京証券取引所に上場する見通しになり、注目が集まっています。

上場時の株式時価総額は6000億円程度と言われており、今年の新規株式公開(IPO)としては最大規模になる模様。

このIPOの想定価格は2,800円。抽選申込は6月28日~7月8日。抽選発表7月11日。上場日7月15日となっている。

さて、このIPO株が上場後にどの程度の値を付けてくれるか気になるところです。
アナリストの予測では2800円~3000円となっていますが、私の考えでは苦しいのではないかと考えています。

その根拠(1)
売り上げは大きく伸びたが、利益が出ていない。
  • 2013年12月 △6391百万円
  • 2014年12月  2004百万円
  • 2015年12月 △7972百万円
  • 2016年12月 △ 233百万円(予想)
その根拠(2)
アプリを開発したシン・ジュンホ取締役の役員報酬が52億円と報じられた。
その後、大半がストックオプションであると判明したが、それでも投資家より一役員への優遇が大きすぎると言わざるを得ない。

その根拠(3)
LINEの普及はスタンプの利用や、グループを作った通信手段などが若者層や主婦層に支持され急成長してきたため、利用者評価は高いものと思われますが、スマホの普及率にブレーキがかかってきた現状を鑑みると今後は鈍化して行くと推察される。

さて皆さん、ムードだけで購入しないよう、じっくり考えてみましょう。

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