住友化学の情報電子化学部門は、液晶ディスプレイに必須な偏向フィルタ・カラーレジストなど、ICT 関連産業を支える製品を幅広く供給しています。
一方、液晶に変わってELパネルは開発競争が激化しようとしていますが、コスト面や生産技術で多くの課題を抱えています。
この状況下、住友化学は50型以上の大型有機ELパネルの製造コストを大幅に下げる新材料の開発の実用化にメドをつけたそうです。
現状に比べパネルの生産コストが半減し、2019年から量産する計画で、有機ELテレビの価格低下につながり、普及に弾みがつくと予測されています。
一昔前までは、セットメーカーが利益を確保していましたが、現在は独自技術を持つ素材メーカーが利益を稼ぐ構図に変化してきました。
その中にあって該社が開発した新素材は、期待が大きく膨らむ材料となるものと推察しています。
7月28日現在の該社の株価は650円。
予想配当14円
配当利回り2.15%
当方としては株主優待はありませんが、配当利回りと数年後には株価上昇が見込めるのではないかと、狙いを定めている銘柄です。
0 件のコメント:
コメントを投稿