この自然災害に対して、人間ができる術は余りにも弱いことを認識させられます。
しかし、人の英知で少しでも災害を食い止めたりする技術開発が日々進められています。
ここに紹介しますのは、水処理関連事業で実績のある荏原実業です。
該社の2014年1~6月の事業報告を見てみますと、
- 売上高 :161億38百万円(前年同期比+2.6%)
- 営業利益: 8億98百万円(前年同期比+6.7%)
- 経常利益: 9億22百万円(前年同期比-2.9%)
- 純利益 : 5億64百万円(前年同期比+8.8%)
で、順調な事業結果といえます。
私が注目したのは、上記のような過去の結果ではなく、上下水道向けの設計・施工を手掛ける水処理関連事業です。
この事業の
- 売上高:7,506百万円(前年同期比+33.4%)
- 受注高:4,154百万円(前年同期比+22.9%)
であり、大きな要因は東北地区での復旧・復興案件の増加と、大都市圏での設備の省エネ化・耐震化・ゲリラ豪雨対策などが増加しているようです。
この状況を踏まえますと、今後同様なインフラ整備が進められるものと推察している次第です。
しかし、残念なこともあります。
それは、株主優待としてお米券を頂いていましたが、今期限りで廃止となりました。
その代わりかどうか判りませんが、今中間期から配当が増配され、中間22.5円+期末22.5円=45円(+5円)となりました。
私としてはお米券が目当てで購入したことから、本来ならば株主優待が廃止されれば売りとするところですが、上記で説明しました理由から将来的に事業が順調に伸びて行くものと判断し、このまま保有して行くつもりです。
0 件のコメント:
コメントを投稿