2014年12月14日日曜日

NTTドコモの逆襲が始まるか


ここのところNTTドコモの決算内容は決して芳しくない。

その大きな理由は6月に投入した音声定額を含む新料金プランが10月までに1000万件と想定以上のペースで加入があり、最も低額なデータ通信プランに人気が集中したためと言われています。

しかし、巻き返しとしてNTT東日本・西日本による光回線の「卸売り」策は、他社が展開してきた携帯電話と光回線サービスのセット割引で追随することができ、来年2月からサービス開始するとしている。
これで、今まで不利な条件で戦ってきたが、今後他社と同じ土俵で戦えることとなります。

そして注目したい事柄として、 キャノンやエプソンはプリンタ事業で本体よりも消耗品のインクで大きな利益を稼ぎ、また複写機メーカーも同様に消耗品であるトナーで稼いでいます。
つまり、モバイル端末よりもそれに付帯するネットビジネスが今後は大いに利益を稼いでくれるようになると推察します。

この具体的な内容として、dマーケットなどの新領域事業があり着実に拡大してきており、2014年度7,700億円から2015年度に1兆円を目指していると発表しています。

モバイル端末が普及すればするほど安定した日銭が稼げるビジネスは、事業を行っている経営者達にとっては実においしいビジネスで羨ましい限りと思っていますよ。

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