2015年1月1日木曜日

初夢買うなら三井造船


新年明けましておめでとうございます。

今年最初の投稿なので、夢のある銘柄を紹介します。

三井造船と聞けば随分昔から造船不況から抜け出せず将来性は無いと思っていませんでしたか?
実は私はそう思っていました。
よってこの業種の銘柄なんて全く眼中にありませんでした。

しかし年末に『メタンハイド 日本海側で初採取』のニュースを目にしました。

メタンハイドレートとはメタンガスと水が結晶状態になった氷状の物質で、将来化石燃料に代わる資源として期待されており、日本近海には豊富な資源量があるとされています。
しかしながら、以前は太平洋側のプレートに沿って調査が進められてきましたが、深海であることからこの採掘には技術的な課題が多くありました。

今回の発表では日本海側で採掘されたもので、この資源量が多ければ商業生産の可能性が少し見えてきたと考えていいと思います。

ここで三井造船の話に戻りますが、液化天然ガス、浮体式石油生産・貯蔵・積出設備などの造船部門以外に、物流システム、動力エネルギー、先進機械、プラント、環境、鉄構建設、IT関連など多くの事業を展開しています。
そして重要なのが深海探査機器を有し、メタンハイドレート実用化なども手掛けている点です。

参考までに該社が公表している中期経営計画の中で、ポイントとなる資料を2点掲載します。



ここまでくるともうピーンと来た方も多いと思います。

現状では試験採掘の状況ですが、課題がクリアされれば大きな変革が生まれます。
それは、今までの日本は全くと言っていいほど資源が無かったけれど、これが成功すれば一気に資源大国になるとも言われている程の変革なのです。

私個人の見解ではありますが、数年後にはグループ企業である三井物産や三井海洋開発と共同で、一気に商業化に向け動き出すのではないかと推察しています。

蛇足ですが、該社にも優待制度がありますが、こちらの方は全く魅力のない内容なので省略します。

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