1962年に初飛行した「YS―11」以来の国産ジェット旅客機「MRJ」の試験機が11月11日初飛行に成功した。
(1)富士重工業が2010年を目処に、8から10席程度の小型旅客機の開発を行うと発表している。
(2)川崎重工業が2013年を目処に民間貨物輸送機(YCX)の事業化を進めている。
(3)本田技研工業が2015年初めに5~6名席の全自社製のビジネスジェット機「HondaJet」販売開始を予定している。
今回紹介しますMRJは、環境面に配慮することが第1義とされ、機体は最先端の複合材料を多用して軽量化し空気抵抗を減らして高性能化した。
また、従来機よりも格段の燃費向上で運航経費を大幅に削減。
など、優れた性能機の模様です。
開発は三菱航空機(三菱重工業の子会社)が、製造は三菱重工業が担う予定で、10年間で1000機、最終的に3500機を目標としている。
ちなみに、開発費の償却としては750機と言われています。
現時点での受注状況は
・全日空 2017年 15機
・トランスステイツ航空 2017年以降 50機
・スカイウェスト航空 2017年以降 10機
・イースタン航空 2019年 20機
・マンダーレ航空 2019年 6機
・日本航空 2021年 32機
ゼロ戦の開発で潜在能力を秘めた国産機が、自動車産業に続いて世界を席巻するのも近いのではないかと感じる次第です。
じっくり見極め投資対象として検討してみてはどうでしょうか?
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